マラソンや駅伝ランナーにとって沿道からの声援は非常に力になります。
ランナーは自分1人の力ではなく、みんなの声援を力に変えて走っていると言っても過言ではありません。
実際に私が初めてフルマラソンを完走した時には、沿道の声援に感動し、涙を拭いながらゴールしました。
その嬉しい言葉をかけてもらった、記憶は一生忘れませんし、すごく力になったことを覚えています。
そんな力のある沿道からの声援で、ランナーが喜ぶ声援とNGな声援をピックアップしましたので声援を送られる方は参考にしてみてください!
序盤
マラソン序盤はランナーも沿道の方もテンション高めです。
序盤の勢いがランナーの力になります。
頑張れー!ファイト!
応援の定番ですね。みんなが言ってくれます。
イケメン!
これは私の友達が言われていました。笑
本人は嬉しいですし、一緒に走っているメンバーも楽しくなるのでオススメです。
手振ってー!
まだ序盤の余裕のあるときは手を振り返せますのでランナーを楽しませてあげられます。
楽しんでー!
楽しんでいます。ハッピーになります。
わー!
正直序盤の声援はなんでも嬉しいです。笑
声援が聞こえるだけで楽しくなります。
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きっつい時
20キロを超えたあたりからどんどんキツくなっていきますし、頑張れーやファイトーは聞き飽きている頃です。
ランナーの背中を押せるような後押しや褒めるような声援がとっても有効的です。
負けるな!
フルマラソンは自分との戦いです。
自分に負けそうになる場面が多々ありますので、『負けるな!』の一言で自分に喝を入れることができます。
踏ん張れ!
- 止まったら走れなくなる
- 歩きから走りに切り替えれない
といった踏ん張りが必要なときに有効です。
ここまで来たなんてすごいぞ!
褒めてあげてください。フルマラソンに挑戦するだけでも凄いことですが、『ここまできた』ことはもっと凄いことです。
偉い偉い!
偉い!肉体的にも精神的にも成長しているランナーを褒めてあげましょう。
さすがだ!
また褒めてあげましょう。
いいペース!
順調と認識できるだけでもランナーは安心しますし、気持ちが楽になります。
いけるいける!
完走できるんだという気持ちを助長させることができます。自己暗示ですね。
もうすぐ給水だ!
給水は毎回とりたいものですので、もうすぐ給水所があるということがわかるだけでも嬉しくなります。
ただし気を付けてください。
もうすぐと言っているのにあと1キロもあるとランナーの気が遠くなります。
できれば数百メートル以内の場合にあと少し!と伝えてあげてください。
また、給水だけでなくフードもある場合があります。
沿道からもフードをわたせますので下記記事を参照ください。
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〇〇が待ってるぞ!
『おいしいご飯が待ってるぞ』
『娘がゴールで待ってるぞ』
などゴールの先のいい事を思い浮かべさせてあげてください。やる気が一段とアップします。
かっこいいぞ!
外見ではなくて『挑戦しているランナーが』です。
大したもんだ!
大したもんですほんとに。
すごい頑張ってるぞ!
『頑張れー!ファイトー!』と違うのは、すでに頑張っていることを認めているところです。ランナーの頑張りを認めてあげてください。
応援してるぞ!
ありがとうございます!
完走できるぞ!
自分ならやれる!そうだ!
完走するんだ!!!
やったりますよ!
番外編
貼り紙
『君のしてきた努力を知っている』
『あと〇〇キロだ!キミならできる!』
初めてフルマラソンで完走した際の35キロゾーンで、橋の下の壁のところにこのような張り紙がしてありました。
これをみた私は涙がでてしまい、その後の沿道からの声援も相まってユニフォームで涙を吹きながら走り続けました。
人から応援されて泣いたことは人生で初めてでした。
人ってこんなに温かいのか。と初めて感じた日でした。
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NGワード
あと〇〇キロ!
給水の所でも書きましたが、あまりにも先が長いと途方に暮れてしまいます。
例えば『関門まであと〇〇メートル!』など近くなったタイミングで伝えてあげてください。
くれぐれも
『ゴールまであと18キロだ!』
なんて言わないようにしてください。
ランナーも残りのキロ数は把握していて、ただでさえ気が遠いのに声援が追い討ちをかけてしまいます。ご注意を。
時間ないぞ!
知っています。走ろうにも足が動かないのです、、、。
足があがってないぞ!
知っています。筋肉の限界です、、、。
ヤバいぞ!
1番焦ってるのは私です、、、。
早く早く!
これでも速く走ってるんです!自分の中の精一杯なんです、、、。
最後に
皆さま、マラソン/駅伝ランナーへの声援本当にありがとうございます。
皆さまの声援がランナーの力になっていることは確かです。私が何度も身をもって経験しています。
今回は少しブラックユーモアを交えながらマラソンランナーが喜ぶ声援やNGな声援を書かせていただきました。
基本的には前向きな言葉であればどんな言葉でも嬉しいです。
2020年の箱根駅伝で優勝を飾った青山学院大学の原監督は
頑張れ!
と選手に声をかけていなかったようですね。
輝いてる!これが箱根だ!など後押しする応援をしていたようです。
今回このブログを読んでくださった方の中で、『マラソンを見たことない』『応援が恥ずかしい』なんていう方もいるかもしれません。
マラソンを見たことのない方は是非とも地域のマラソンを見に行ってみてください。きっと感動します。
応援が恥ずかしいという方、そんなことはありません!周りもみんな声を出して声援をくれますし、あなたの声はランナーに届き、力になります。
皆さまの手でマラソン界を盛り上げていきましょう!
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