小学生の頃にやっていた週刊ストーリーランド。
視聴者からストーリーを投稿してもらい、それをアニメにして放送するという体裁で放送していた。
不思議な商品シリーズが週刊ストーリーランドの代名詞であろう。
いくつか記憶に残っているストーリーを記憶をもとに辿っていく。
雪山(この中の誰かが死ぬ)
雪山で遭難し、いくつかのグループが小屋に避難した。
その中には妊婦の人もいて、早く雪山から出たいと思っていた。
そんなとき、変な男が一人現れてこういった。
「この中にいる2人が明日までに死ぬ。」と。
その後何かがあって一人死んでしまって、あと一人は誰が死ぬんだ。と恐怖で怯えるが、そのうちに朝が来た。
2人目は死ななかったね。と思ったのもつかぬ間、妊婦さんが身ごもっていた子供が死んでしまったのだと皆が思い落胆してします。
だが、小屋の外に出るとそこには「この中にいる2人が明日までに死ぬ。」と予言した男が倒れて死んでいた。
「この中にいる」という中に自分も含まれていたのだ。
当然、妊婦さんの身ごもっていた子供は無事だった。
というお話だ。
当時、こういった大どんでん返し系の話を見たことがなかったので度肝を抜かれた記憶がある。
今は大どんでん返し系のイニシエーションラブや、芦沢央さんの小説が好きなのだが、この雪山の話が今の僕の好みを作ったのかもしれない。
逆転
こちらも雪山同様、大どんでん返しのお話し。
ストーリーは全く覚えていない。笑
だが、
人が殺されそうになる
↓
逆転
↓
人が殺されそうになる
↓
逆転
↓
人が殺されそうになる
↓
逆転
・
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をひたすら繰り返していく話だ。笑
内容は覚えていないにしろ、面白かったという記憶はある。
猟銃と書斎と警察官が出てきた記憶が片隅にあるのだが、よくわからん。笑
大逆転劇が好きな僕はまた見たいと思っている。
天国からのビデオレター
これは小学生の僕が初めてテレビで泣いたストーリーだ。
ガンか何かで余命宣告されているお母さんが残したビデオレター。
「娘の誕生日や、節目節目にビデオを娘に見せてほしい」と夫に言い残しで妻は死んでしまった。
お母さんが死んでしまったこともわからないくらいの幼い娘を残して死んでしまうお母さんの無念たるや・・・。
その後、誕生日や小学校入学などの節目に応じてビデオを娘に見せていく。
ビデオの中には元気なお母さんがいて、娘のために大事なメッセージを伝えている。
お母さんは死んでしまったけど、またこうしてお母さんに会えることに喜びを感じる娘。
娘の成長を喜んでいるお母さんのビデオレター。
そして娘が大きくなった時、最後のビデオレターを見ることになる。
そこには「もうお母さんを忘れて」というメッセージが。
娘の成長をこの目で見れなかったお母さんの無念と、娘の成長を願う親心が入り混じった感動作だ。
当時小学生だった僕は、ボロ泣きして母親に抱き着いた。
もともと母親っこだった僕は、母親がいなくなったらどうしよう。という感情が抑えきれずに泣いた。
始めて物語を見て泣いた。初めての感情だった。
それ以来、この天国からのビデオレターは見ていない。特に今は娘もいるし、逆の立場で号泣しそうだからだ。
余談にはなるが、最近Youtuberの「ぴこみんず」で週刊ストーリーランドの話をマイクラで実演している。
この天国からのビデオレターも再現されているので見てみてはどうか。
週間ストーリーランドは数えきれないほどの話があった。記憶を辿って思い出せる限り追記していこうと思う。
意外と不思議な商品シリーズを覚えていないことに驚きを隠せない。
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