これを小中学校レベルで読んだことがある人は、おそらく刺激を求める傾向にある人と思う。
実際に自分はそうで、漫画に恐怖やエロなどの刺激を求めていた。
もちろん、現実世界でそういった刺激はほしくないと思っていた。
小学生のとき、近くに古本屋があった。
休みの日は立ち読みしによく行っていたが、そこでもやはり刺激のある漫画を求めていた。
そこでふと手に取った漫画がこちら。

ドラゴンヘッド
表紙に惹かれ、手に取って中をパラパラめくると、1巻から衝撃の連続だった。
まずは新幹線に乗っていた時に起きる脱線事故
幸運にも生き残れた主人公とその他の人間
その他の人間がどんどんくるっていく様子がかなり怖い
小学生の時にはかなりの恐怖を感じた。
特にこいつよ!

まじでマトモじゃないよな。笑
うろ覚えだが、口紅で体中をデザインし、確か儀式みたいなのもやっていた。
こいつが出てきたときに小学生の僕は恐怖し、漫画に惹かれていった。
名前は「ノブオ」
ドラゴンヘッド=ノブオって刷り込まれるくらい衝撃的で印象深い。
新幹線が脱線したのがトンネルの中で、そこで主人公とのバトルを繰り広げる。
まぁ何とかして主人公はトンネルから抜け出すことに成功するのですが、その後にノブオが登場することはなかった・・・。
正直、ノブオとの戦い以降はほとんど読んでいない。笑
なぜなら内容が小学生には難しすぎるからだ。
火山の大噴火で地震が発生して新幹線が脱線したり町が破壊されたりしたのは理解したが、その後に出てくる龍頭?とかなんとかがもうよくわからなかったのだ。
今になればなんとか解釈はできるが、小学生には無理だった。
ノブオという恐怖の象徴を刺激として楽しむだけで終わってしまったのだ。
だが、漫画を読んだ後で映画版のドラゴンヘッドが公開された。
「二人という希望、絶望という未来」っていうキャッチフレーズだったかな確か。
奇しくもドラゴンヘッドを知っている友達がいたので、その友達と映画を見に行った。
でもやっぱり結局はノブオのシーンが絶頂で、その後の話はよくわからなかった。笑
漫画も映画も、もう見ないかな。きっと。
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