こんにちは!
今年のマラソン大会にすべて出れていないクックです。
今年はもうフルマラソンに参加できないのか・・・。
とお嘆きの皆様に朗報です!
今「オンラインマラソン」なるものが注目を集めております。
オンラインマラソン??
実際に走るの??
どこを走るの??
オンラインマラソンという言葉を聞くとこのような疑問が浮かんでくると思います。
そんな疑問を解消すべく記事にまとめてみました。
マラソンランナーにとって一つの希望となりそうです。
目次
オンラインマラソンとは??
オンラインマラソンとはざっくり言いますとこんな感じです。
- フルマラソン(ハーフマラソンなど)を実際に走ることができる
- コースを各自自由に設定できる
- 走る日時設定も各自自由に設定できる
- 一気に完走するのではなく複数日にまたがって完走できる
- 参加費は通常よりも安い(1/4程度)
- スマートフォンアプリを使用する
実際にマラソンを走ったことがある方からしたら
「なんだこのシステムは」
「今までのマラソンと全然違うじゃないか」
と思うことでしょう。
今まではコース、日時は固定、費用も高いものでした。
今までの常識を覆すのがオンラインマラソンです。
具体的には??
例えば2020年新潟シティマラソンを例に挙げてみます。
- 大会名:新潟シティマラソンリモートチャレンジ(リモチャレ)
- 専用アプリ:TATTA(タッタ)
- 開催期間:フルマラソン:2020年10月4日~10月17日の間
- 開催期間:ファンラン(11キロ):2020年10月18日~10月31日の間
- エントリー期間:2020年8月19日12:00~9月13日23:59
- 定員:6,000人
- 参加料2,000円
競技方法
- スマートフォンアプリTATTAを利用し、開催期間内にエントリー種目以上を走破すれば完走となる。
- 制限時間はなし。
- 累計走行距離がエントリー種目以上走破できれば完走となる。(1日目25キロ、2日目17キロなど分割して走行可能)
- コース設定と時間設定は自由
※新型コロナウイルス感染予防のため、集団走行は避ける。複数人で走る場合は距離を空けて走ること。
- 参加賞:オリジナルフェイスマスク(開催期間前に送付)
- 完走証:フィニッシャー専用ムービー
要項はおおよそこのような形です。
通常のマラソンとは似て非なるものです。
オンラインマラソンの気になる点は?
声援がない
日時とコースが全員バラバラですので、沿道からの声援が全くありません。
マラソンにおいて声援はパワーの源泉です。その源泉が絶たれてしまうということは今まで以上の力が発揮できない可能性がありますので、フルマラソンを一気に完走できる人はかなり減ることでしょう。
ドリンク・フードサービスがない
マラソンの醍醐味であるドリンク・フードコーナーがなく、自身で持ち寄るしかありません。
ドリンクを渡してくださる方との触れ合いもマラソンの一つの楽しみですので少しさみしくなりますね。
タイムが出しやすくなる??
複数日に渡って規定距離以上走破で完走となりますのでタイム上はかなりよくなると思います。
例えばフルマラソン1回5時間で完走できる人がいたとしまして、10日間に分けて1日4キロを1キロ3分で走ったとします。そうしますと記録上は2時間少しで完走できることとなります。もちろん公式記録にはなりませんが、「フルマラソンを2時間台で走ったぞ!」なんて虚勢を張ることができそうですね。
イベント中の保険はなし
大会規定によりますと「イベント中の傷病・疾病や紛失、その他の事故に際し、主催者に故意または重過失がある場合を除き、責任を負いません」とあります。
基本的にマラソン大会には保険が掛けられているのですが、オンラインマラソンの規定にはそのような記載はありませんでした。あくまでも自己責任ということです。
マラソン大会の新しい文化となるか?
新型コロナウイルスの影響でたちまち中止となっているマラソン大会ですが、このようなオンラインマラソンという形が出てきました。マラソン大会を待ちわびていた方からしたらとても朗報だってのではないでしょうか。
今までの正式なルールではないにしろ、自身の力を試す場・友人とのマラソンを楽しむ場・チャレンジする場など、それぞれの人にとって良い場になることは間違いないでしょう。
新型コロナウイルスへの対応が済んだ段階で前のように戻るとは思いますが、今のところそのような話はありません。このオンラインマラソンというマラソン大会のネクストステージがどのような評価を受け、世に浸透していくのか目が離せません。
エントリー後に追記します
オンラインマラソンにエントリーした際の方法や内容を追記していく予定ですのでお楽しみにしていてください。
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