皆さんはプージャー狩りをご存じでしょうか?
プージャー狩りは中学生を震撼させた出来事で、その言葉を聞くだけで今でも震え上がる人もいることでしょう。
プージャー狩りについて怖い記憶を辿っていく。
プージャー狩りを知るにあたってまず知っておかなければいけないことはプージャーという言葉だ。
「PUMAのジャージ」の略語であり、2000年代初期に学生の間で流行ったのだ。
それはこちらだ。
プーマのジャージと言ってもただのプーマのジャージではプージャーとは言えないだろう。
ポイント①
プーマのロゴが胸元にあること
プーマの象徴であるチーターが胸元になければならない
ポイント②
サイドラインが入っていること
手と足の横にラインが入っていなければならない
ポイント③
ラインの中に文字とロゴが入っていること
ただラインがあるだけではだめだ
ポイント④
上下セットであること
上下同じデザインのセットものでなければならない
この4つのポイントを押さえると、晴れてプージャーを着ているとみなされることになる。
このデザインが中学や高校のときに爆発的に流行したのだ。
理由はわからない。学生の感性で「かっこいい」となったのだろう。
現に僕もかっこいいと思っていたし、プーマのジャージを持っていた。
だが、プージャー狩りを恐れ、控えめなプージャーにしていたのだ。
そしてここからプージャー狩りについて説明する。
プージャー狩りとはその名の通り、「プージャーを着ている人を狩る」というものだ。
「狩る」という意味は「オヤジ狩り」をイメージするとわかりやすい。
つまり、絡まれるのだ。ヤンキーに。
なぜ狩るのかはわからない。僕はヤンキーではなかったからだ。
理由を想像するに、「生意気」「調子に乗っている」といったことなのだろう。
僕の出身地は新潟なのだが、新潟駅前のドンキの前にヤンキーがたむろしている時代があった。
そこにプージャーで行ってしまうと・・・
実際にプージャーで行ったことはないし、絡まれたこともないのだが、プージャー狩り噂は凄い流れてきていた。
ただ「~をされた」という現実的な噂は流れていなかった。
「プージャー狩りがいる」「プージャーを着てると絡まれやすい」という漠然とした噂が流れていたのだ。
史実としてプージャー狩りがあったのかは定かではない。
ただ、プージャー狩りの噂が当時の学生生活を恐怖のものに陥れていたことは紛れもなく事実なのだ。
ちなみに、特にオレンジのプージャーは狙われやすいと聞いた。
通称「オレプー」だ。
これもまた噂程度のものなのだろうか。
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