【経験者が語る】フルマラソン出場のメリット・デメリット

スポンサードリンク




フルマラソン出場のハードルが高いと思っている方はたくさんいると思います。

確かに時間内に42.195キロ走らないといけないわけですので

なかなかフルマラソンにチャレンジしたいと

思えることができないと思います。

そこで、フルマラソンを走ったことのない人にお伝えしたい

フルマラソン出場のメリットデメリットをご紹介します。

メリット

健康を意識するようになる

フルマラソン出場において

健康管理をしっかりすること走りきれるような体にしておくこと

が大事です。

そもそもフルマラソンの出場要項に

それらが明記されていますので

当然すべきことです。

フルマラソンを走りきれる体といいますと、

  • 筋肉がある
  • 体力がある
  • 肥満でない

ことが基本中の基本であり、

その3つをクリアするためには

食事制限や運動をする必要があります。

フルマラソン=健康的

という等式が成り立つため、

必然的に健康を意識するようになります。

健康になる

健康を意識するようになると

これまた必然的に

食事制限と運動をするようになります。

筋肉を付けるために

  • 筋トレ
  • ランニング
  • ジム通い
  • プロテイン、ビタミン、亜鉛等の摂取

体力を付けるために

  • ランニング

肥満にならないために

  • 運動
  • 脂質、炭水化物等を控える

という行動をすることになります。

結果的に健康が促進される流れになります。

通勤、通学に車や電車を使わなくなる

これは健康に気を遣うようになったことに寄与する

副産物のようなものです。

健康に対する意識が高まり

通勤通学時間でさえも健康的になろうという意識になります。

10キロ以内の通勤通学距離であれば自転車でも通えますし

すごい人は歩いてでも通ったりします。

私生活に健康的になる方法を取り入れるマインドを手に入れ

いかに効率よくトレーニングをできるかを突き詰めるようになります。

通勤通学でいえば交通費が浮きますので

健康にも良し、お財布にも良しですね。

限界を知ることができる

私が初めてフルマラソンに出たいと思ったのは

自分の体力は無限にあるんじゃないか?

とふと思ったからです。

体力の限界を試すならまずはフルマラソンかな

と思い出場してみたら、

人間には限界があることを突きつけられました。

フルマラソンでリタイアした人は

収容バスでゴールへ強制連行されます。

それが悔しくて悔しくて。

限界があるということはやってみないとわかりません。

限界があったということを見つけられただけでも

フルマラソンを走る価値はあると思います。

人の大切さを知ることができる

フルマラソンは一人で走るものだと思われがちです。

まさに戦う武器は自分の体一つなのですが、

実は沿道の声援がものすごく力になります。

特に後半、30キロを超えたあたりは

体力的にも精神的にも相当きつくなっています。

そんな追い込まれた状態の中で沿道から声援を受けたときは

とんでもなく嬉しいです。

しかも、栄養補給の差し入れなんかもしてくれる人もいます。

私は30キロを超えて疲労困憊でどうしようもないときに

大きな声援を受けたことがあります。

その時、涙してしまいました。

ユニフォームでくしゃくしゃになった顔を拭き、前をむくことができたのです。

まさか人の声援で涙するような経験をするとは思ってもいませんでした。

そんな人の温かみを如実に実感できることは

非常に特別な経験だと思っています。

世界一美味しいものが食べられる

フルマラソンは日常では当たり前のことを

非日常に変えてしまいます。

味覚も劇的に変わり、

普段何気なく食べている食べ物も超高級食材へと変貌させてしまいます。

私が世界で一番おいしい食べ物と思っているのが

フルマラソン中のバナナです。

あのバナナが世界で一番おいしいなんて思えないかもしれませんが

ホントにおいしいです。

水分、糖分に飢えた体に染み込むバナナの分子。

自分がバナナになってしまいそうなほど体に吸収されます。

フルマラソン中にでてくる食べ物で、

バナナ以外にもオレンジ、イチゴ、きゅうり、お菓子など多種多様なものがでてきます。

その中のどれかが、あなたにとって最高の一品になることと思います。

自慢できる

僕「マラソン出るんだ!」

友「へぇ。10キロとか?」

僕「フルだよ」

友「へぇ。フルね、、、、。ふるううぅぅぅぅぅうう??」

となります。是非ともエントリーして自慢してみてください。

もちろん、完走したらもっと自慢できます。

私は墓に入るまで自慢します。

デメリット

怪我や病気の恐れがある

これは一番大事なデメリットですし、本当に気を付けていただきたいです。

私は何回か練習不足でフルマラソンに出場し、案の定途中棄権となったことがあります。

走っているときに筋肉が痛くなり、どうしても足が前にだせなくなりリタイアしました。

筋肉量が足りなかったとそのときは思っていたのですが、

終わってみたら筋肉は筋肉痛で終わりました。

バスで収容され、スタート位置に戻されたとき、本当の痛みがやってきたのです。

膝蓋腱炎(しつがいけんえん)

を発症していました。

その名の通り、膝の腱が炎症を起こしてしまい、膝を曲げることが非常に困難になる怪我です。

階段の上り下りは問答無用、普通に歩くことさえも激しい痛みを伴います。

完治するまでに1週間ほどかかりました。

また、私の経験はありませんが

フルマラソンの道中に嘔吐する人も少なくありません。

特に15キロを超えたあたりから増えてきます。

たいていのフルマラソンを走ろうと思う人は10キロ以上は走れる人が多いです。

10キロを超え、15キロくらいから無理をしすぎてしまう傾向にあります。

無理のし過ぎで嘔吐、熱中症、脱水症状になってしまっては本末転倒、

命の危険すらあります。

少しでも体に異変がでてきたらすぐに救急テントで相談、応急処置をしてもらいましょう。

完走よりも体が大事です。

悔しさが残るのであれば

もっとしっかりと練習し、

また来年出ればいいのです。

食事を気にしすぎて偏食になる

フルマラソンは膝にかなり負担がかかります。

膝蓋腱炎も膝の使い過ぎにより起きる炎症です。

どうやって対処するのかと言いますと、

体重を減らす

という手段にたどり着きます。

体重を落とすための食事制限、

これをかなりストイックになりがちです。

  • 炭水化物抜き
  • プロテイン摂取(ササミ、豆腐、納豆 など)
  • サプリメント摂取(ビタミン、亜鉛 など)

偏った食事になりがちです。

特にビタミンなどをサプリメントでしか摂取しないなんて言う方もいます。

もちろん、それが自分に合っている方法であればそれでいいですが、

無理に偏った食事制限を行い、身体を壊さないようにしてください。

これもまた、本末転倒です。

お金がかかる

「食事を気にしすぎて偏食になる」の通り、偏食になると食費がかさみやすいです。

成分表を見るようになり、余計な成分が入っているのは避け、

良質な成分の入っている高価な食材や食品を買うようになります。

そうなると今までより食費がかさむことになります。

怪我や筋肉痛で仕事に支障がでる

お仕事をされている方、フルマラソンの翌日はお休みをいただくようにしましょう。

  • 疲労
  • 筋肉痛
  • 怪我
  • 病気

どれかしらになる確率が非常に高いです。

特に初心者の方は全てにおいて気を付けてください。

フルマラソン後、誰かに迷惑が掛かる可能性があることを理解し、

フルマラソンに参加してください。

いかがでしたでしょうか?

私の経験を参考にしたメリットとデメリット、

是非フルマラソンエントリー前の参考にしてみてください。

スポンサードリンク






コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です